修羅の日記(公開試運転中)

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旅と鉄道

 文化財になったイギリス生まれの可愛い鉄橋〜近江鉄道本線愛知川(えちがわ)橋梁

■交通量の多い国道8号の道路橋、新幹線のコンクリート床板を連ねた橋の間に背も低く控え目にある橋。琵琶湖に注ぐ愛知川の河口近くにあり橋全体の長さは239mと相当長いが、10スパンのうち9スパンのプレートガーダー、一番東のこの橋だけがポニー・ワーレント…

加悦鉄道SL広場のポーター103号機

■実はこの写真を撮った時には、cjmさんのところにばっちり紹介されていることは知りませんでした。 長者丸作業部カバーフォト で、この機関車について、あまり知識もないまま「あめ車のポーターじゃん!」と大騒ぎで、写真を撮りました。キャブに乗って記念…

天の橋立で出会う新旧特急電車「はしだて」183系と287系

■ JR西日本の183系は「北近畿」で使われていた485系を直流化したもので、この電車は「こうのとり」、「はしだて」、「きのさき」などの北近畿の特急に充当されてきたが、新型287系に順次置き換わっていくそうである。この前身の485系には何度も乗っていると…

生野銀山と明神電車

生野駅を出て史跡「生野銀山」に向かっている時、車のフロントガラスに大粒の雨が当たりだし、すぐにバケツをひっくり返したような強い雨で、一時は前が見えないほどだった。この雨はなかなか止まず、入口に近い生野鉱物資料館と車の車窓から展示車両を撮影…

「生野越え」播但線和田山駅の煉瓦の複線機関庫と出石の皿そば

ネコパブリッシングの「国鉄時代」22/2010年8月号には三宅俊彦氏の「一枚の運用表から〜豊岡機関区和田山支区のパシフィック」という記事が掲載されています。播但線に関心を持つきっかけとなった記事ですが、播但線には線路状態から9600やD51が使われず、貨…

「生野越え」播但線生野駅、工臨来る

「長谷の大カーブ」から北上し、生野駅に到着しました。青く塗られた木造跨線橋が眼を惹く、新たに2009年に完成した西口駅舎には朝来市観光情報センターが設置されています。線路をまたぎ東口の駅舎前にはロータリ―まであって、銀山華やかなりしころの街の繁…

「生野越え」播但線寺前-長谷-生野

甥は、小学生のころから一人、列車旅で写真を撮ったりしていた。時刻表の見方など手慣れたものでした。 前々から甥と「一緒にどこかに撮影旅行に行こう」と話していましたが、7月末に自分の身体を休めるのに一度温泉に行きたいこともあって、行ったことがあ…

勾配に挑む鉄道、信越本線横川-軽井沢間

甥の撮ってきた写真の中で、もうひとつ「勾配に挑む鉄道」で外せないところは信越本線の横川-軽井沢間だと思う、これを知ったのは13歳のころ、機芸出版社の「陸蒸気からひかりまで」(片野正巳・赤井哲朗)である。キハ82と石原産業のB6からスタートした鉄道…

勾配に挑む鉄道。スイッチバックの篠ノ井線姨捨(おばすて)駅と冠着(かむりき)トンネル

甥の撮ってくれた写真から、いきなりの難読地名です。(笑)わたくし的に「勾配に挑む鉄道」にとても魅力を感じています。三重県内には関西本線の加太トンネルや中在家信号所のスイッチバックがありますが。それを初めて知ったのは友人宅で読んだ機芸出版社…

とても素敵な近江鉄道鳥居本駅

近江鉄道の米原駅と彦根駅の間*1にある鳥居本(とりいもと)駅は、小ぶりの駅だがマンサード屋根で個性的な趣がする駅である。はじめて見た時は、不思議なのだが、まるでケーキのような美味しそうな建物と感じてしまった。どこかのウェブには「機関車トーマ…

石榑(いしぐれ)トンネルと近江鉄道新八日市駅

今年3月に開通した三重県・滋賀県の県境を越える「石榑トンネル」。自分の家の前には滋賀県近江八幡市に至る八風街道があり、街道はこのトンネルにつながっています。江戸時代にはこの道を近江商人が行き来し、商品だけではなく、文化や情報をもたらしたと伝…

ハドソンC61 20だ!

7月末に大学生の甥と保養を兼ねて城崎温泉に行くのに、播但線と山陰本線の一泊の撮影旅行をした。鉄道に乗っていくか、車で行くか、迷った挙句、自分の体調の変化を考えて車にした。播但線の撮影旅行はとても楽しかった。写真は改めて紹介したい。自分はNiko…