とても素敵な近江鉄道鳥居本駅
近江鉄道の米原駅と彦根駅の間*1にある鳥居本(とりいもと)駅は、小ぶりの駅だがマンサード屋根で個性的な趣がする駅である。はじめて見た時は、不思議なのだが、まるでケーキのような美味しそうな建物と感じてしまった。どこかのウェブには「機関車トーマス」が似合う駅と書いてあった。別の本には「北欧風の駅舎」*2と表現されていた。近江鉄道本線でも一番凝った造りで国鉄やJRの駅ではなく私鉄の駅だからこそ、この駅の個性が似合うのだろうとも思う。
「鳥居本」は中山道の宿場町であり、この駅の個性と宿場町の純日本的な趣とはミスマッチな感じがする。交通量の多い国道8号に面していており、線路と国道に囲まれた狭いスペースにうまく配置されている。鳥居本駅の動画
当然無人駅で事務室は、レンタルスペースとなっており、訪れた時には写真の右側に駐車していたワーゲンもどきの持ち主がギャラリーの展示品を撤収しているところで、綺麗に整備されている内部を撮影させてもらった。ただコンサートなどで使おうとすると駐車場がネックだし、もともと駅なので電車で来るように、としても本数が少ないし・・悩ましいところではある。一時に車で1、2台で、こじんまりとギャラリーとして使うには、面白いかもしれない。わたくし的には、ここで鉄道模型のモジュールで運転会をやってみたいな。ただスケールもので写実的な木曽モジュールより、フリーなモロさんのパイクやレイアウトのが似合いそう(笑)。
駅舎再発見 時代の姿をとどめる駅舎を訪ねて (JTBキャンブックス)
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