修羅の日記(公開試運転中)

ダイアリーから移転しました

ゆりの花と中遠バグナル〜静岡県袋井市

■主に体調不良が原因でまた2か月も編集をぶっとばしてしまいました。
暑い日が続きますがいかがお過ごしですか。

■5月にはこどもの車の運転の練習を兼ねて、富山でチューリップを見て黒部峡谷鉄道地鉄、そして金沢でまたKさん宅に立ち寄り、城端駅・五箇山経由で帰ってきたことも、まとめておりません。忘れています。また温泉に入りに行こうと家族が言っていますから次のを書く前にまとめてブログに書きたいところではあります。

■まずは書きやすい先月の話題からというところから。テレビで「袋井インター5分のゆり園」のCMが流れていたので女房と「可睡ゆり園」というところへ行きました。徳川家康ゆかりの可睡斎という名刹の隣にあり本数も圧倒的で、CMどおりに東名高速からアクセスしやすいところでした。当日はフォトコンもやっているので、高価な一眼レフのレンズの砲列をかいくぐり、キャノン・コンデジでマクロ撮影。

■ゆりは色気のある花ですなー。

■揚げたての「ユリ根のてんぷら」に可睡斎ではゆりの精進料理セットで寺院内見学といい旅をしてまいりましたが、平日があの勢いでしたから、土日はどうなるのやら、ゆっくりカメラ構えていられるだろうかなどと、やや心配な感じ。

■静岡といえば「駿遠線」。軽便のくせにまるで大私鉄のような長い路線をもって全貌がとらえにくい鉄道の一つです。全く知らなかったのですが、高山市在住「くるまや鉄道」さんが前にお住まいになって詳しいので実物よりもくるまやさんの模型から「駿遠線」のことを知った感じですねー。▽くるまや軽便鉄道 http://hiratakm.wordpress.com/

■ゆり園と東海道線を挟んで向こうの袋井駅から駿遠線が伸びていました。袋井市教育委員会が駿遠線の歴史によるまちづくりに力を入れていて、遊歩道が整備されています。
■浅羽という駅は、一面一線の簡易なホームだけの駅だったようですが、ここの浅羽公園というところでバグナルのレプリカが展示されています。

■復元されているのは駿遠線の前身にあたる中遠鉄道(新袋井〜新三俣間)が開業時に導入した英国バグナル製のBサイドタンク機(1913年製)で、現車は同形4輌の仲間すべてが静岡鉄道に引き継がれ、当地で生涯を終えているそうです。

■いやキャブが泣かせる。気に入った!!これを「ガキのおもちゃ」だけにしておくのはもったいない。汽笛を鳴らすと電子音が!女房は完全に呆れ顔していましたが、袋井市のホンキ度はよく伝わってくる。某市なら予算要求の前の段階でつぶされだろうなあ(ぼやき)内部・八王子、良いところは参考にしたまえ!。

■公園併設の郷土資料館の清掃をしていた同年代の人に「中の案内も見ていってください。」と声をかけられて地元のみなさんで作られた手作りの駿遠線コーナーも拝見。

■駿遠線の延伸が演出されている、この建物。近藤記念館と郷土資料館の二つの建物でできています。記念館は浅羽出身の個人の寄付で造られています。

参考【浅羽記念公園・近藤記念館】
袋井市教育委員会歴史文化館 http://fukuroi-rekishi.com/