修羅の日記(公開試運転中)

ダイアリーから移転しました

「特殊」ではないナローゲージになじむ日

■なんと「霊柩電車」でTadさんやrailtruckさんと久々に盛り上がってから2か月近くたっているではないか。過去を分析するなら、ブログやツイッターに熱が入らない時はあまり体調もよくない時と相関関係がありますね。本当に療養生活が長くなってしまいました。

■「病気を苦にして・・」というニュースを聞くたびに家族やお友達の存在をありがたく思います。そして何より趣味というか、何かを考える時間があるということが、いかに有難いか。病気になってみて初めて知るものです。

■最近、内部・八王子線の話題とかが取り上げられるのでアンテナU氏が「特殊狭軌線」なることばがあちらこちらでさもナローゲージの日本語訳のように扱われることに警鐘を鳴らしています。

 ●軽便鉄模アンテナ「『特殊狭軌』は近鉄用語です。」
  http://d.hatena.ne.jp/keuka/20140420/1397965125

■画像「特殊狭軌線時代の北勢線」(笑)

■全くもって書かれている通りで「特殊」という用語は近鉄の中で機材A、機材Bという風に分類するようなもので、社外の人があまり使わないほうがよろしい。僕自身は「特殊」ということばの響きにはなにやら差別的な厭らしささえ覚えます。

■ただナローモデラー仲間では「俺らは特殊な日陰者・・」などと自虐的にtwitterに書いていますが、これは「俺がやっていうのは、誰もがやっている普通のものじゃないぜ!」という「自慢」のニュアンスも含まれていますから、決して額面通りに受け取ってはいけません(笑)。

■ということで、大体近鉄のゲージが1435ミリといっても、旧国鉄の1067ミリの車両より車体の幅が広いわけでもないし、新幹線のように世界の標準的な大きさの車体断面を持っているわけでもない。
軽便鉄道で採用されている762ミリ軌道があまり特殊とも思えませんな。

■ちなみに三岐鉄道北勢線を「特殊狭軌線」などと表現していません。妥当だと思います。

■療養で温泉などを利用するようになってから毎日のように体重計に載るのですが、病気が進行していた時に65キロまで落ちたり、そのあとは体重が78キロくらいまで増えて、また御覧のように76.25という数字に戻りました。自分としては大体これくらいが「適当」な線なのですが、健康診断では、これでもメタボ判定なのですよねー病気が悪化した時に「標準」と言われたのには驚きます。やはりおかしい「メタボ」の基準。

■762をキープしたいところです。Twtterでは3フィート(914.4ミリ)に近づいている人もいるみたいですし、2フィート(610ミリ)あたりの人も、さすがに国鉄1067ミリはおらんやろー??ナロー仲間にさあ。

■再掲で特に意味ありませんが。きのう洗車してPMなんとかやら花粉やらディーゼル粉かブレーキ粉がたまりまくっていた愛車がピカピカになったので・・。3月31日に154円で満タンにしたガソリンは昨日は一気に163円に上がっていました。安ハイブリット車(「コスパの高い」とみんカラ仲間は表現しますが)は分相応です。)ただプリウスが近づいてくると、ついアクセルを踏んでモーターのトルクの違い を楽しめるのは相変わらず。ナンバー晒すので(プリウス以外の人は)見かけたら、くれぐれもあおらないでくださいね。

■今日は星川駅でこんなものを買ってきました。北勢線100周年記念切符、なかなか味なことをやります。御覧のように計ったら、ピッタリ横762ミリ、縦は100周年にちなんで100みりでした。390円。買ったはいいけれど、部屋の中では持て余し気味です、折り曲げたくないし。一緒に写っているノートは200円でした。これさあ、あの人のデザインのような気がしないでもないなあ。

 【中日新聞三重版】
  ●線路幅「ナローきっぷ」 北勢線100周年記念 
 

中日新聞四日市支局のI記者。有難いことに、よく鉄道ネタを拾ってくれますねー。
仕事柄、昔はよく支局の記者の方とお付き合いがありましたが、先輩の方でもかなり鉄道ネタの好きな方がいらっしゃいましたよ。どうしているかなーあの人。


■新聞記事で紹介されていた桑名市中央図書館の「北勢線100周年コーナー」ものぞいてみました。ほとんどが地元の蒐集家の方のものだそうですが、小さいながらもうまくまとまっていました。昔の北勢線は女房の実家のある京町あたりまで伸びていたのだものねー。あの国道1号を堂々と横切ってね。たいしたものだよ。
写真撮影をお願いしてありがとうございました。こちらは残念ながら29日までです。

 【中日新聞三重版】
  ●懐かしの写真や切符 桑名で北勢線100周年展

■ということで、改めて言うまでもなく「ナローゲージの鉄道は地元の者にとっては決して『特殊』ではない身近な乗り物でございます。」(了)