修羅の日記(公開試運転中)

ダイアリーから移転しました

越前番外編 ソースかつ丼

■そもそも昔食べに行った蕎麦やカニの写真を引っ張り出してみようか、という気になったのは、TLで福井のソースかつ丼の話があったからです。

■食べ物が目的で鉄道を撮影しに行ったのではないのですが、それなりに駅や列車を撮った写真があるのは北陸という場所に、まだまだ北陸本線が幹線交通として健在で、個性豊かな地方私鉄の姿が趣味的にバンバン響いてくるからかもしれませんね。

■枚数は限られているのですが、ヨーロッパ軒に行く道すがらの福井鉄道も撮影していました。

■線路はここで終わり。

福井駅周辺は高架化と北陸新幹線開業を前に大きく変わっていますが、交差点から駅前に向かって500mくらいの通称「ひげ線」が伸びてきて、駅前で乗り降りできるようになっています。







■この鉄道が他の「路面」と少し違うのは、武生や鯖江などと結ぶ折り畳みステップを装備した高床車輌が市内を行き来するところでインターアーバン電車の性格を併せ持っていることですが、残念ながらキャッチできていません(笑)。

■キャッチできたのは名鉄からの移籍車両のみ。富山ほど目立っていないけれども福井にも「路面電車」が健在なのは嬉しい限りです。

■で、福井ヨーロッパ軒の「ソースかつ丼

■TLでJさんが書かれたように伊那谷(長野県南部)ほど福井では、ソースかつ丼が「名物」として認識されていないと思いますが、「ヨーロッパ軒」という個店の味があまりにも有名だからかもしれませんね。

伊那谷の「ソースかつ丼」はごはんの上にキャベツの千切りが載り、それぞれのお店オリジナルのソースで食べるというスタイル。こちらも食べ易くて好きですが、ヨーロッパ軒のものはキャベツの千切りはなく「似て非なるもの」。

■ただ「ソースかつ丼」のルーツは、この福井ヨーロッパ軒が、東京は早稲田鶴巻町で出したのが最初のものであるとは、どちらにも認められていることのようです。
伊那市観光協会ホームページ
伊那谷ソースかつ丼http://inashi-kankoukyoukai.jp/cms2/archives/4606
ヨーロッパ軒ホームページ http://homepage2.nifty.com/yo-roppaken/

■あれから5年も経ってしまったかーーあの頃は出張するのが仕事みたいだったので、あちらこちらでいろいろなものを食べたなー よく食べたけれどよく働いたよー、全く(ため息)。
自分で言うのも何だけれど(笑)