修羅の日記(公開試運転中)

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越前三国に蟹さんを食べに行く

■これも5年くらい前の話のつづき。えちぜん鉄道福井駅JR北陸本線福井駅周辺の高架ができてから初めて訪れましたが、新幹線の入るスペースを残して「えち鉄」の発着ホームがつくられています。昔の国鉄時代の面影などかけらもなく、まるで東京の山手線の駅のように立派におなりになって・・。

えちぜん鉄道三国芦原線三国港(みくにみなと)駅。北陸には富山地方鉄道北陸鉄道などに昔の面影を残した古い駅舎が残っています。これもその一つ。ホームの上にちょこんと乗り、そんなに大きくなく地味なスタイルなのですが、近くの「ねじりまんぼ」煉瓦製陸橋なども加わり、何かワケありの魅力を放つ駅。

■「この駅はもともと大正3年(1914)に開通した国鉄三国線のものだった。昭和19年に三国線が戦時休止されると京福電鉄がひきついだ。このため三国港駅舎は国鉄時代の生真面目な雰囲気を残している。」(杉崎行泰「駅舎再発見」より)なるほど鉄道省スタイルか!何か違うと感じた。

■ネットで調べたら最近、原形の雰囲気を残しつつ改修されて綺麗になっているようです。「鉄」はこのあたりで。

■観光少々。三国港から定番の「東尋坊」。断崖の上から下を覗くとやはり怖い。船越英一郎片平なぎさの真似をして「はやまってはいけない!」というセリフを大声で口に出してみる。馬鹿だね、全く。

■実は、このあと駐車場でパトカーに遭遇。しきりに名古屋ナンバーのタクシーの車内を覗きこんでいる。夕方のニュースで万事を理解。東尋坊は洒落にならないところだ。やめろよ、こんなところで・・。ロクなことがないよ。

■土産屋のカニの値段にはびっくり!何!「越前がに」って本当に高価な食べ物だ。

■で、民宿のカニ!この世の中には和牛もそうだけれど、こういう贅沢な食べ物が存在するのだ。

■まずは刺身がでたが省略。「茹でたカニ」どーーん!

■「焼きガニ」どーん!カニみそがーー

■最後の「カニ雑炊」どーん!食べ残ったカニを全部使う。カニの味がごはんに凝縮されていくー。

■自分は途中からカメラなんか触る気にもならず、「茹でがに」から後はSさんが撮ってくれたものです。失礼!

■もう満腹、十分です。身体が贅沢にも病みつきになりそうです。5年経った今でも味が甦ってきそう。最上級のカニが次々に繰り出されて、しかもリーズナブルなお値段。
三国の民宿でいただく蟹さんの味は最高でした。

■あの時連れて行ってくれたみなさん、ありがとう!!感謝します。
ベットでほとんど寝たきりの状態の時も、この越前ガニのことが思い出していました。
ぜひまた連れていってね。