修羅の日記(公開試運転中)

ダイアリーから移転しました

蕎麦どころ越前の想い出

■今日は節分なのに、まるっきり関係ない話題。
この時期になると「もういちど越前、行きたいよー」と思う。

■もう5年くらい昔の話です。職場の仲間で誘い合わせて、越前の国は三国の民宿へ「カニづくし」を食べに行くという、誠に贅沢なツアーを毎年のように楽しんでいました。

■ゆっくりと北陸道を走らせて今庄駅へ。
最近は若い人が嫌うものだから職場のバス旅行なんかやらないので「どこかへ行きたいね。」と毎日のように課長席から呟いていたら、あたたかな有志が集まり「かにツアー」に連れて行ってもらうことに(笑)。年がバレますが、若いころはどこの職場へ行っても旅行の幹事ばかりやらされて腐っていましたっけ。

■土曜の昼からバスで出かけるとなると時間的に限られますが、男性に人気が高かったのが山代・山中・片山津などの加賀温泉郷や福井の芦原温泉。なぜ男性に人気なのかはともかくとして。そのころは料理なんかそっちのけ、道すがら酒飲んでいくものだから今庄の「そば道場」で「真面目にやってください!」と叱られながら蕎麦をうったのも、今となってはいい思い出。自分で打った蕎麦もなかなか美味。

■「蕎麦なら越前」という刷り込みもあり駅前の「忠平」の囲炉裏端で一杯。写真は友人のものですが、確か自分は暖かい蕎麦と冷やしおろし蕎麦の2杯食べました。

■今庄宿「忠平」の紹介(「日本でいちばん幸せな福井県を紹介します」)
http://hukui-blog.com/fukui/cat74/cat/post_320.html


■どーん!熊だ。

■ここの蕎麦は野性的な味というか、まるでラーメンのように滋養たっぷりの出汁。いかにも寒い時に温まるためのそばという感じ、また「おろし」の辛さは注文の時に「辛口ですけれど大丈夫ですか」と前置きされるほど切れ味よかった。うーん温まった!満腹。

北陸本線は「しらさき」「雷鳥」「サンダーバード」などの特急がバンバン通るので、今庄駅にしばらくいても「鉄」としては見飽きません。が、殆どすごいスピードで通過していきます。職場の旅行なので「鉄」に集中するわけにはいきません。

■今庄駅駅舎はなんとも味気ないカタチ。付近の歴史的建造物に似合わないそっけなさ。昔、仕事で金沢からの帰りに大雪で電車が大幅に遅れ、やっと動いた「雷鳥」に飛び乗り、吹雪の中、狭い室内で座るところもなく名古屋行きの列車を待ったことを想い出した。

■あっ!「ろくよん」がコンテナ牽いて行った、あわててカメラを向けて撮ったら「大同特殊鋼」のパレットが、これは何の貨物だったのでしょうね??

■空を見上げると「戦闘機!小松のF15かな?」

■おまけ。番外で福井県立恐竜博物館に行く道すがら立ち寄った勝山市の「八助」

■同じ越前そばでも今庄のとはまた味が違う。ストレートな蕎麦の味で直球勝負!。舌触りで微妙に感じる「ざらつき」は蕎麦本来のものか。製粉所併設、蕎麦粉を石臼で轢いて売っています。

■地元で愛されているお店で美味くて安い!当然2杯目に「おろしそば」も食った。
食べログhttp://tabelog.com/fukui/A1804/A180401/18000960/

■一杯の蕎麦が生み出してくれる表情って、とても深くて自分には計り知れない。ある友人は本場信州で買ってきた蕎麦粉でうつだけでは飽き足らず、休耕田でソバの栽培まで始めた。

■味が判るほど通ではなけれど、蕎麦には心を落ち着けて、身体をリラックスさせてくれる効用があると思う。忙しい時にかきこむ一杯でも、ちょっとは気分を変えてくれるね。

■そんな蕎麦と模型をダブルで楽しませてくれるAさんのブログを最後に紹介。
 「蕎麦と模型で・・・」http://nabetoro.blog.ocn.ne.jp/blog/

■次はいよいよ「カニ」さん登場?