病気 ー1
始まりがいつだったかは、はっきりわからない。
病気をはっきり病気だと認識できたのは、自分の力で自然に治ることができない、かなり重くなってからである。
最初は文庫本を横になって読むときに目がなんだかおかしい。まばたきが重いと感じたことに始まる。そして車を運転する時に太陽がまぶしくて瞼が2,3秒塞がってしまうので困るようになる。
眼科では「ドライアイ対策」と瞼を開けるのにおでこあたりの筋肉を使っているので、そこを押さえて開ける練習をしなさい、といわれてやってみたが当然、何にもならない。
内科では瞼の塞がりやすい時間帯が午後なので「睡眠時無呼吸症」を疑って、器械をレンタルして血中酸素濃度を測ってもらったが異常がない。瞼については「眼瞼下垂」の疑いがあるので大きな病院で調べることにした。「眼瞼下垂」の場合は手術で治るそうです。手術は美容整形でも行われており、上手な人がいるとも言われた。
アデホスという血管を広げる効果のある薬を点滴すると、少しの時間瞼が上がりすっきりすることも判った。
そうこうするうちに瞼がより頻繁に下がり始め、仕事も支障をきたすことに・・これなんだあ
昼からは指で引っ張ってあげたり、周りの人に怖い顔をしているといわれて、眉間を無理やり狭めて瞼を上げようとすると怖い顔になる。ぜひやってみてください(笑)
(続く)
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