修羅の日記(公開試運転中)

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真夏の草刈り

■軽トラでも持っていればわざわざシャトルで草刈りに出かけることもないだろうと思うけれど、持っていないので「多機能シャトル」である。もっとも出合いの草刈りでは赤ボルボとか、セダンのアウディに積んでくる人もいるから油断できない(笑)。

■測ったわけでもないけれど、普通よりやや大型の排気量のエンジンとφ255の回転刃の刈払機(正式にはこう呼ぶらしい)が後席を倒せばすっぽり収まる。小型車のくせに、そこは大したものである。
ステップワゴンはもちろんOKだったが、HR-Vは乗るには乗るが助手席を前にずらさないと刃がシートバックに当たった。


■両親が元気な時は畑を盛大にやっていた土地なのだが、その両親も亡くなり相続したはいいが、高い固定資産税を払うのと年に4回の草刈りをするだけが自分の仕事である。仕事をしながら土地を維持するのも結構手間がかかるものである。かといって人に頼めば、それなりの謝礼がいる。最近は、周りに家が建てこんできて、ダイオキシン問題で草が焼却できないし、虫がわいたと苦情も来るので、放っておけないし。

■今のような真夏の草刈りは結構辛いなあ。ずっと気温が高い日が続いて見送っていたが、やや曇ったのと身体の調子をみて決行。

■この時間帯、三岐鉄道も忙しく運行。ED45の5番と1番のセットがセメント・タンク車の空車を引き上げ。運転手も暑いので窓は全開。でも最近は服装や規律がしっかりしているなあ。やや昔はこの時期、下着姿で身を乗り出して風に当たっていたりしていたりしたけれど、声をかけたりすると「暑いね」と答えたり、何となく身近な感じがしたけれどネ。事故でもあったりすると大変だから、怖い顔して乗っていないと。ご苦労さん。


■半袖・半ズボンで刈払機を使う「つわもの」もいるが、相当危ない。小石や枝などが飛んで顔にあたったり、ロープや布、空き缶、ペットボトルなどで刃が飛ばされたりする。幸いにしてまだ経験がないが、一番怖いのは刃そのものについているビットの脱落である。ちゃんと交換していればめったなことはないとはいうものの、やはり「中国製」でいいかげんなものが売られている、もっとも中国製でもいいものもあるが値段は国産並みに高い(笑)。

■それと警戒しているのは、この間から話題の「ダニ」である。こんな草むらでもきちんと「いる!」のである。できるだけ肌の露出は避ける。カバーのある長靴を履き、手袋と袖を重ね、首にはタオルをまく。これが暑い。下着のシャツやパンツはもちろん上の長袖シャツ・ズボン、首に巻いたタオルまで汗だくに、ゴーグルにもボタボタと汗が入り込む、やや曇りとはいえ気温はすぐに34℃近くにまで上がり、2時間が限界。

■さっさと終わらせて撤収。風呂に飛び込む。こういうときは近くの永楽の水風呂が心地よい。