修羅の日記(公開試運転中)

ダイアリーから移転しました

車番と10年前の今頃

■ついにやってしまいました。今度、車を替える時は、希望ナンバーを取得しようと、前々から考えてはいたのですが、762番にしちゃいました。ナローゲージモデラーで車番を「762」にしている人は他にもいるようですが、木曽モジュールのお仲間Y氏の昔のミニバンも「762号」でした。

■候補に挙げていたのが、この「762」と「610」「914」「1067」。常に「12㎜か16番か」と議論を呼ぶ(?)「1067」はまず除外。「通ごのみ」の番号である「610」にしようかとも思いましたが、2フィートの模型はSnのポーター亀の子(バックウッズSn3のキットをMくんに改軌組立してもらったもの)、前にブログでも取りあげたOn2のギルピン・ゴールド・トラムのシェイ以外ないし、そう熱心な「乙信者」でもない。さらに下のページで車番をチェックすると語呂合わせで「武藤さんですか?」と訊かれそうな・・

「ナンバープレートde語呂合わせ」 http://www.asahi-net.or.jp/~iu8y-tti/
(これを読むと「1067」には「通るな」との語呂合わせがあり大笑い!)

■本来は自分らしいナンバーはコロラドの3フィートで「914」とすべきかもしれませんが、ミリなんて「メーター法」の世界ではなくフィートとインチ、あるいはマイルとチェーンの世界。914なんてピンとこない数字です。
■それでも「解るやつには解る!」を貫くべきだったかもしれませんし、黒石好きの皆様方から「裏切り者!」との声が背中に飛びそうで、迎合の誹りを免れませんが、結局「762」に。

■なお嫁には「なんで762なの?」と聞かれたら、「いや、たまたま、このナンバーに・・」と答えトラブル回避することにしておりますので・・その点よろしく。

■身体の調子のせいで、ほとんど寝たきりで車の運転もできない時期もあり、前のステップワゴンには何カ月も乗っていなくて、動かしたい時にバッテリーあがりで何度もディーラーの世話になったり、動いていないのにバッテリーを交換したり・・。
■遠出はまだないのですが、このブログを書き始めたころから、時々は車で出かけたりするようになり、2世代前のステップワゴンでも十分古い感じはしないのですが、車検を機にダウン・サイジングしてフィット・シャトルに買替えを決断。また「ホンダ?」と嫁から言われながら、Accord→HR-VSTEPWGN→Fit と4代乗り継ぐことになります。

■最近は、レイアウト・モジュールを運搬したりと「荷物ぐるま」にこだわってきましたが、ステップワゴンが便利だったのは、娘の通学自転車をひょいと載せて運ぶことができたことで、7人乗ったのはそれこそ吹奏楽部員の送迎で数回。その役目も無くなり、後ろを振り返ると空気を運んでいる感覚がしました。

■少々小さくても、趣味を考えると荷物スペースは欲しいし、時々は草刈り機(「エンジン付き刈払機」)も載せなくてはいけないのでシャトルになりました。

■納車されたばかりで、長時間乗っていませんが、ワゴンと比べると運転位置が低くて、フロントガラスが頭上に被さる感じで予想以上に圧迫感を感じたり、ハイブリッド車のアイドリング・ストップとエアコンの微妙な動きに「おいおい!」って戸惑っていますが、慣れるしかありません。それよりも挙動は割に安定していてハンドルのフィーリングは悪くない感じなのは嬉しい限り。

■乗ってきた車で印象的なのは、FRでアクセルワークで姿勢を制御するのが面白かったターボチャージャー付きの日産シルビア(何代目かわからんがリトラクタブルライトが着いた奴)ですが、若気の至りで何度も怖い目にも遭い、その意味で最も「印象的」。

■模型がらみで想い出深いのは何といっても9年近く乗った「HR-V」です。フィットのシャーシにぐっと高くしたボディは高速のカーブでの挙動が不安定で、中央高速では何度も「おっとっと!」と思ったことがありましたけれども、それ以外はとても面白い、愛すべき車で、もう一度乗りたい車ベスト1です。

■このHR-Vでよく木曽路へナロー好きのみなさんをお連れしました。朝早い新幹線で東京を出ていただいたり、狭い車内にみなさんを詰め込み木曽の悪路をぶっ飛ばし、今も誠に申し訳ない感じがしますが、運転していた自分は爽快な気分ばかりです。

■それと初めて作った日向淵の木曽モジュールを上のように積んで出かけました。ちょうど10年前、2003年の7月12日、木曽モジュール倶楽部の接合会の前日です。鬼淵の鉄橋の試作を並行しながら、フィニッシュワークをしていた時期。出かける前の週には破損しやすいモジュールの運搬箱を慌てて作っていました。

■この日が終わるころ、眠れないままハンドルを握り、夜中の東名高速を一路東京へ・・。目指すはご一緒するAさんのおうちのある昭島市!まるで昨日のことのようです。

【追記】TwitterのUさんの投稿で「HRV」ではなく「HR-V」と気づきました。コンセプト「Jet Feel Hi-Rider!」懐かしいなあ。アコードの買い替えを検討した1998年にホンダ・ベルノ店(当時)の店先で発売されたばかりのHR-Vを見て一目ぼれ、カタログもアクセサリーも「遊び心」一杯の明確なコンセプトが素晴らしかった。こういう車はその後見ていない。正直,HR-Vと比べればフィット・シャトルはだせー!!退職してフリーになったからこそ、落ち着いてセダンじゃなくてHR-Vみたいな車が似合う、いきいきとした生活をしたいと願う。
 HR-Vはショーに登場するコンセプトモデル(Hi-RIDER)とほぼ同じ形で世に出てきた異端児、それゆえにメッセージが明確だったよう、そういう車をまた作ってくださいな。でもフィット・シャトル買っちまったし・・。