修羅の日記(公開試運転中)

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名鉄の続き

■「昭和ノスタルジー」売れているみたいですね。書店に平積みで置いてある園芸以外のJTBキャンブックスって久しぶりに見た。

■写真も楽しめる写真が多く、対象を「いもむし」や「青電」など絞ったのも良いと思う。名鉄といえばパノラマカーなのだが、それ以外の車輌でもこんなに個性的な電車をかき集めて複雑な路線網を維持して運行していたのかと改めて思い至る。

 
近鉄篇で紹介した奥井さんの8ミリ映像が欲しくなってアマをぽちってしまった。
ところがどういうわけか間違えて2つ注文してしまい、甥にプレゼント。甥がこのDVDを「みせてあげたい」といった母方の祖父は名鉄OB、「筋金入りの鉄道人」。少しは喜んでもらえるかもしれない。

■このDVDもなかなか優れモノである。奥井さんの趣味人ぶりが近鉄篇と同様に如何なく発揮されて、その目は貨物扱いの凸電などにも平等に注がれる。素晴らしい!

パノラマカーも時代をつくった素晴らしい車輌だが、僕の趣味としては何と言っても先の凸電とキハ8000系である。まるで国鉄キハ82系のような姿で「北アルプス」が富山地方鉄道をエキゾーストを派手に巻きながら疾走する貴重な姿が捉えられている。

■それにしても名古屋城のお堀電車には瀬戸へ行くのに父と大津町かっら乗った記憶がうっすらとあるのだが、それよりも中央線の横にあったK予備校の同級生が「ボロい電車」と嘆いていたことの方が記憶ある。

■お堀に沿って敷いてある線路は容赦なくカーブして例の京阪京津線並みだし、当時、日本で唯一の「ガントレット」などという珍しいものまで存在した。それが栄までの乗入れ線で近代化されるつい先ごろまであったのである。いや、「つい先ごろ」というのは自分の感覚なので正しくないなあ(笑)。

■お堀電車を知るにはこの本もありついでに勢いで買ってしまったが、こちらはマニア向けで「昭和ノスタルジー」ほど読み易いわけではない。

名鉄瀬戸線~お堀電車廃止からの日々~〔RM LIBRARY165〕

名鉄瀬戸線~お堀電車廃止からの日々~〔RM LIBRARY165〕

■奥井さんのDVD近鉄篇は2どころか3まで出ると動輪堂さんからアナウンスされていて、今から楽しみにしています。
動輪堂HP> http://dorindo.jp/

■動輪堂のDVDを見て養老線に乗りに行ったが、貨物側線と思しき線路跡があちらこちらにあって真面目に貨物の扱いをやっていたことが偲ばれ、嬉しくなった。もちろん養老駅も訪ねて喫茶「千歳」は健在なのが嬉しかった。ブログで紹介してからちょうど一年か・・。久しぶりの「小さな旅」だったが、残念ながら身体の方は限界だった。「時計が止まったような空間〜養老鉄道養老駅」> http://d.hatena.ne.jp/syura_muramasa/20120616#p1

【追記】近鉄篇Ⅱに加えてⅢも予約。到着次第紹介。