修羅の日記(公開試運転中)

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名鉄電車昭和ノスタルジー

■昭和ノスタルジーって本なのですけれど、パノラマカー出現前後の名鉄電車。
最近、こういう昔の記憶というか脳にほわっと働きかけてくる本がよくでてきて、
思わず手に取ってレジに走ってしまう。


■「いもむし」「赤マムシ」「なまず」・・って変なあだ名の付いている電車たちの競演。
近鉄勢力圏に住んでいるので、しょっちゅう名鉄に乗るわけではないが、
ここぞという出来事の時に乗っているので、やけに昭和35年前後の電車の風景が想い出される。
生まれつきの「脱腸」を母が気にして、「変な形の赤い電車」に乗って「変な形の補正具」を買い「脱腸退散」のお祓いをしにいった覚えがある。「真っ赤な名鉄電車とだっちょ」が記憶回路で結びついている(笑)。
なまず」や「まむし」は変な電車なのだけれど、このデザインにはパノラマカーとは別の格好良さがあるとおじさんは思うのだよ。

■昭和の沿線風景では600V時代の瀬戸線が紹介されている。親父が陶器の型材を卸す仕事をしていたので、瀬戸や常滑の街には、たまに行った覚えがある、最近でも仕事で瀬戸市役所で打ち合わせというのが数回あって、シンプルで美しい作りと年輪を経て少々くたびれた「昭和の駅」に魅力を感じていた。サイズが小さすぎて通勤客をさばける機能を失っているのが気になっていた。いい駅だった。ともかく懐かしい。

■しかし、こういう大私鉄の昔とか私鉄のローカル路線を扱ったみたいな本が良く出るようになったなー。

■ついでにRMライブラリーの岐阜市内線(上)(下)がこれもフラフラと買ってしまった。
こうして増えていく鉄道雑誌、もう本棚はすでにパンクしているし屋根裏もぐちゃぐちゃ、良く読むものはベットの下に置いており、
病気で横になることが多い自分に気をつかって、相方は許してくれているが、
そろそろイラっときそうなので古いものを処分する必要性に迫られている。

名鉄電車 昭和ノスタルジー (キャンブックス)

名鉄電車 昭和ノスタルジー (キャンブックス)