修羅の日記(公開試運転中)

ダイアリーから移転しました

京都の桜〜京阪京津線が好き

■「京都の桜」って何となく他と違って品があるように感じます。出張や法事の他に、何かというと相方と食事に出かけたりしましたが、この時期はいままで異動に伴う休日出勤や休みにくい時期、お天気の良い日に桜の開花をばっちり捉えることはかなり難しい。「哲学の道」や「南禅寺インクライン」のソメイヨシノも凄いが、公園や寺社の手入れが行きとどいた枝垂れ桜の色の付き方は格別。画像はやや時期を外してますが「醍醐寺」と「平安神宮」の桜。

■もっとも今日4月1日からいつでも行ける身にはなりましたけれど(笑)。

■桜の時期や紅葉の時期には土日はもちろん平日でも、京都東ICから蹴上、南禅寺から三条通りのあたりに車でアクセスしようと思うと、渋滞になったり、場所は解りやすいのでよく利用する平安神宮円山公園の市営地下駐車場に入るのも難儀します。

■そういう時に頼りになるのは「京阪電車」! 下は浜大津で分岐する大津線車輌です。大津線の併用軌道もなかなか見ものです。2007年撮影、センスの良い美しいラッピング。

草津か大津で名神高速を降りて、浜大津の公営駐車場へ車を入れて京阪の京津(きょうしん)線で京都市営地下鉄の蹴上や三条まで直通するパーク・アンド・ライド

■試しに一回乗車してみると、これが病みつきになりそうなくらい面白い。路面から専用軌道になり急勾配・急曲線を車輪をきしませて進む。最急勾配は61‰ もっとも小さい曲線半径も40mって模型なみ。乗りながら頭の中で80分の1や150分の1にしてイメージしてみる。

■この面白さはYOU TUBEの投稿の動画で十分味わえます。
 京阪京津線 浜大津→御陵

■桜の季節(2011.4.3)に撮影されているので沿線で桜も味わえる。画質もいいし素晴らしい!曲線では車輪のきしみ音を軽減するために散水が行われているのが見える。

浜大津手前で4両編成の列車が堂々と車を蹴散らすように路面に入っていく爽快感、浜大津の交差点付近で向こう琵琶湖の水面が見えてくる感動を味わうには、逆方向の方がいいかもしれないですね。

■ちなみに最急カーブは大谷駅をでてトンネルを抜けた直後にでてきます。半径40mですからNゲージでR270相当。さすがにここは減速、制限20キロです。このすぐ後に61‰の下り勾配もでてきます。右に左にカーブしながらフランジを軋ませ、台車を唸らせ落ちていくような感覚、初めて乗った時はビビって腰を浮かせました。
  
大谷→浜大津

■いやはや「世界に誇る面白電車」だと思うのだけれど。運転士さんの技量たるやたいへんなものだとも思う。

【追記】浜大津公共駐車場と京阪電鉄を利用した大津市パークアンドライドの案内
    http://www.city.otsu.shiga.jp/www/contents/1090470742312/
    駐車料金が一日500円になる。