病気ー４ 目が見えない！

2010年が開け正月もどんどんひどくなる。

完全に失明したわけではなく自分のようなのを「開眼失効」というそうです。

2010年初頭ころは、本は読む気が無くなるわ、だんだんアホになっていく感じ、パソコンもメールのチェック以外触りたくなくなって、それまでのネットの友達ともどんどん疎遠になっていく、特に模型に関しては一時もう永遠にできないと覚悟して、処分をどなたかに頼もうかと思った。

当たり前だが、これから仕事をどうしようか・・ということ。部下はもちろん上司や人事課と相談した。自分で言うのもなんだが、中枢部分という位置だったので、出勤できなくなる前に早めに考えておいた方が良いと思った。ただ相談したからって、仕事がどうなるというものではないけれども、この時期だと次年度の人事をどうするのか決める大事な時期。この職を来年も全うできるのか、異動するとしたらどういう職なら大丈夫かを決めるうえで、病気が何か、これから、どうなるのかは自分にとっても周りにとっても大事な要素だった。

そういうことが2週間ぐらいで急速に進んでいった。

神経内科は診断前に、まだ検査がつづいていく。MRI（磁気共鳴診断）はA病院だと2ヶ月後しかできないという、どうなっているのだろう。働き盛りのものにとっては1か月ってたいへん長い期間で、その間、診断もつかないで過ごして何も対応できないなんて！「困る」と訴えて、他の病院でMRIの検査が受けれるところを探してもらうことになった。

しかし診断がでる次の診察日である月末までは悶々と過ごすことになる。