修羅の日記(公開試運転中)

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「脱原発考え―島ごと自家発電」屋久島ルポ

今日の中日新聞(東京では東京新聞)朝刊一面の「脱原発考」で、屋久島電工㈱の「安房川第一発電所」の水力発電のことが紹介されている。全国平均の倍、年間4500ミリの豊富な雨量による発電、電力の「発送分離」など、今後のエネルギー政策を考える上で参考になるのではないかとの趣旨である。送電は農協、九電など4社が行っており料金もそれぞれ違うこと、時々停電があること、時々、電圧が上がってパソコンなども壊れやすい不便があるけれど、少しぐらいは我慢。 配電する業者は4事業者。料金は、事業者によって異なるが東京電力中部電力と同レベルを水力―自然エネルギーだけで実現している。というのが記事の趣旨です。

 屋久島に行ったことはなく、過去のRMの記事で、今も鉄道が林業に使われていることに興味を持っただけですが、森林鉄道が好きな人にとっては屋久島は「聖地」でしょうね。報道関係にお勤めの方から「チャンスがあれば仕事で屋久島を取材したい。」ときいたことがあります。この記事は中日新聞は社会面も使って「安房川第一発電所に向かう作業員を乗せたトロッコ」とのキャプションで屋久島電工の黄色いモーターカーの写真を掲載しています。たぶん発電所の取材のために記者は、このモーターカーに乗っけてもらったのだろうな、羨ましいなと想像していますが・・・。それにしても、線路を覆うように敷き詰められた落ち葉、シダのような植物、見慣れた木曽などとは違い植物もエネルギーがありますね。