修羅の日記(公開試運転中)

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CX5で北勢線を撮る

 護国神社の機雷や砲弾は今も健在。三岐鉄道北勢線は、交通システムとして、さらに近代化工事を行い、モニ220系が健在だったころから、大きく変貌を遂げたが、趣味人としては昔の阿下喜駅や北大社駅などの姿が懐かしく感じる。どうしても「眼鏡橋」のところと、今もUさんKさんと訪れた10年以上前の近鉄時代の感覚で考えてしまう。
 CX5のテストで最初に使ったのは10日ほど前、病院の診察が早く終わったので、そのままこの場所でカメラを構えた。11時6分に楚原で交換<する列車は、上りがその3分前、下りが3分後にこの場所を通過する。
下り列車 北勢線楚原ー麻生田
ここで試したのは被写体追尾AFである。ただ逆光だったのが禍したのか、近づいてくる列車にロックオンしてギューギューッと頑張ってピントを維持しようとするのだが、ズームをいじりながら外してしまった。何枚も撮ろうとする自分の魂胆がいけなかったのかも。
 テストだからと開きなおっていると、アーチ橋の袂からキャノンの一眼レフを構えた御同業の人に会った。年のころ65歳くらい、カメラ趣味は老練とみた。「1時間に2本くらいあるのかい?」と聞かれた。「いやこの時間帯は1本ですよ。」と簡単な会話で会釈して別れた。
 帰ってから画像の整理をしていると運転手が女性であることに気づいた。北勢線に女性運転手がいるとは、自分は全然知らなかった。ちなみに「にこちゃんマーク」(?)は三岐鉄道開業80周年ヘッドマーク、何か見ているだけで楽しくなった。